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鬱病(甲状腺異常の場合)

今回は甲状腺異常(亢進or低下)がある場合の鬱病治療をまとめてみたい。


「人迎」辺りに強い圧痛がある場合、それを疑い治療に入る。もちろん、腎経火穴に圧痛があったら気水穴処置を行う。


使う経穴は

「築賓」・「上四トク」

甲状腺ホルモン機能亢進症にも使う。


甲状腺異常は、甲状腺の材料にもなるヨード(ヨウ素)の過剰、過不足からも発生したりする。
欧米では足りずに甲状腺機能低下を引き起こすこともあるが、日本では過不足が生じることは、滅多にない。
それというのも、ヨードは、昆布や鰹に多く含まれており、これらを多分に用いる日本食を食べる我々には不足することなど滅多にないというわけである。

では過剰摂取はどうか。これも大丈夫なようである。食事による摂取位では過剰となることはない。

ヨード摂取は100μg有れば十分。実は身近なもので、7mgものヨードを含んでいるものがある(1mg=1000μg)。
それはノドヌールスプレーやイソジンである。少し摂取した位で、どうこうなるものでないにせよ、あまり多用するのは気をつけねばならない。例えば、鬱症状の患者さんがいらした時に、以前まではやたらカラオケが好きだった等のようなことが聞けたら、上記の商品を多用してなかったか、聞いてみるのも一つである。

ちなみに、ヨード過剰であっても、甲状腺機能は亢進でなく低下することを付け加えておく。


以上、長野式勉強会にて。
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by iwashima89 | 2009-05-29 21:00 | うつ病

バルサ(>_<) !!

強かった…!マンUが何もさせてもらえなかったですね(-.-;)何故あんな繋ぎが出来るのか(?_?)日本の目指す所はあそこだなぁ…何年かかることか(>_<)

マンUが負けたのは悔しいが、いいサッカーが観れた!!しかしベルバトフもちっと早く出して欲しかったなぁ…
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by iwashima89 | 2009-05-29 14:09 | つぶやき

腎虚証と副腎処置

長野式では「腎虚証」を現す症状に『副腎処置』という治療を行う。


腎虚証諸症状、具体的には
腰痛、肩凝り、冷え症、のぼせ(上実下虚)、易疲労、倦怠感、頭痛、頭重、神経痛、筋肉痛、イライラ、不眠など

主に中高年、更年期、実年期以降の者に多い。

ストレス学説でいう所の、『疲労期』に値する。


それでは処置法


☆照海 + 愈府 に留鍼15~20分

☆照海を症状により変えても良い。

→「復溜」:腎経の火穴(然谷)に圧痛があったら、気水穴処置にあてはまる復溜を選択する。

→「照海」:腎・副腎を補う。

→「築賓」:肥満者、又は臓器器官の機能低下時。

→「太ケイ」:咽喉部疾患、主として扁桃炎。

☆扁桃処置と合わせて
「天ゆう」「手三里」「尺沢」を加えた使い方もある。(S・U・天・三)又は(S・U・尺)など。


長野先生は腎経は内分泌系、及び泌尿器系の作用に関与する経と考えており、例えば、「照海」「太ケイ」「復溜」「築賓」はステロイドホルモンを、「気穴」は卵巣ホルモン(エストロゲン)を、「愈府」は副甲状腺ホルモン(パラソルモン)を調節していると考えておられる。

この時、注意点としてまず「愈府」単体で使用すると交感N興奮が強くなりすぎ、内分泌機能のバランスを破りやすいので、必ず上記の4穴のうち一つと組み合わせること。
もう一つ、この4穴を二つ以上組み合わせて使用するときは、鍼と灸、もしくは皮内鍼等のように使用しないとお互いに打ち消してしまうこともあるようなので注意が必要である。
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by iwashima89 | 2009-05-29 01:12 | 長野式

副腎について

副腎とは

腎臓の上に被さるように存在する左右一対の小器官である。髄質と皮質に分けられ、各々異なるホルモンを分泌する。


〈副腎髄質ホルモン〉
→交感Nにより調節される。血糖低下時、激しい運動、著しい寒冷、温熱刺激、情動刺激、ストレス時などに交感N活動がこう進して分泌が急激に増加する。

1.血圧上昇
→副腎髄質から出されるアドレナリンが、心筋の収縮力、心拍数を増加させ、ノルアドレナリンが末梢血管を収縮させることで血圧が上がる。(ちなみにノルアドレナリンは髄質から出されるのはアドレナリンに比べ少量だが、交感N終末からも分泌される為、血中にはアドレナリンより、はるかに多く存在する。)

2.肝臓におけるグリコーゲンの分解を促し、血糖値を上昇させる。

3.脂肪の分解を促し、血中の遊離脂肪酸を増加させる。

4.遊離脂肪酸増加、血糖値上昇により組織の酸素消費量を増加させ、代謝を活発にする。→結果、熱産生も増加する。

5.胃腸運動を抑制、気管支拡張。



〈副腎皮質ホルモン〉
→下垂体前葉の(副腎皮質刺激ホルモン)により促進される。副腎皮質からは数種類のステロイドホルモンが分泌されるが、ここでは糖質コルチコイドにとくに注目したい。

1.糖質コルチコイド

→抗炎症・抗アレルギー作用。
→血糖値上昇作用(肝臓での糖新生を促進させる)
→タンパク質や脂肪の分解促進。
→胃酸、およびペプシン(タンパク分解酵素)分泌を促進し、粘液分泌を抑制する。⇒この為、長時間糖質コルチコイドが増加すると胃潰瘍を起こしやすい。
→種々のストレス刺激に対する抵抗力を高める。



☆副腎皮質機能が低下した場合、ホルモンのフィードバック機能により下垂体前葉ホルモンの分泌がこう進したり、また副甲状腺ホルモンの分泌もこう進することが多い為、副腎皮質機能の低下があっても血糖値が上昇したりタンパク質合成が促進されたりするということが起こりうる。
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by iwashima89 | 2009-05-29 00:43 | 長野式

膝痛(後側)

いつも来てる患者さんのSさんから、今日はうちの奥さんが行きますと電話がありました。


何やら膝が痛くて引きずっているとの事。

早速来院。Sさん♀(67)2ヶ月程前から右膝の裏が歩くと痛い、階段も降りる時が辛いとの事。
発生機転もジワジワと痛くなったということであまり思い当たらない。敢えて言うと最近ゴルフの練習頑張ってるってことかな、と。

普段は月に一度、近所にマッサージを受けに行っているようだが、中々痛みが取れないということで、夫に紹介されて来た。

それなのに4日後にゴルフに付き合いでどうしても行かなきゃならないって…( ̄▽ ̄;)


まずはベッドまでの歩行。やはり引きずっている。ベッドまで来た時点で、骨盤の左右の高さは2cm程差が出来ている。

しゃがみ込みは不可。しかし仰臥位で、足関節底屈位での膝関節屈曲は可能。痛みも無し。マックマレーも(-)。


この時点で関節による強い痛みは除外。筋肉に焦点を合わせ、とくに足関節底屈位でならば膝関節屈曲可能ということで、下腿三頭筋のマッサージ+鍼を10分程置鍼。


結果は、後側の痛み消失。
しかし何だか内側裂隙辺りに少し痛みを感じるとの事。

仰臥位で膝関節を屈伸させると少し痛い。何年か前にあった膝の痛みも同じ所に出たみたいで、その時はXPを撮ったり、電気かけたり鍼も少しやったらしいのだが、中々治らなくて大変だった、また今回もそうなるのかなと不安そう。

しかしベッドから起き上がる時に「あ、こうすると痛い」。つまり膝関節90度屈曲位で股関節内旋位の姿勢で痛いようなので、とりあえず、縫工筋、ガ足関連で薄筋、半腱様筋もマッサージしてみる。

結果は痛み消失。


今回は意外とすんなり出来たが、膝は苦戦することも多い。今現在も苦戦中の膝痛を考察も含めて今度まとめてみたい。
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by iwashima89 | 2009-05-27 21:39 | 膝痛

交感N機能促進処置

交感N機能低下の諸症状
(沈・遅を呈することが多い)


・脳血管の収縮

・唾液腺分泌こう進(副交感Nこう進)

・末梢血管の収縮による足腰の冷え

・気道の収縮による息切れ、息苦しさ

・心拍数低下(遅脈)

・立毛筋、汗腺活動の低下

・胃腸のぜん動運動のこう進による腹痛、下痢、腹壁の冷感

・副腎ホルモンの分泌低下による腰痛、易疲労、倦怠感、肩凝りなど全身的筋肉の強張り
・膀胱収縮による頻尿

・生殖器の弛緩



処置法

☆心疾患、眼科疾患に。
→巨けつ愈 けつ陰愈 こうこう

☆呼吸器疾患に。
→身柱 肺愈 はく戸

☆頭部、顔面、頚部の症状に。
→大椎 陶道 大じょ

☆心か部の違和感に。
→神道 心愈 神堂

☆全身的オ血に。
→至陽 かく愈 かく関

☆全身的、局所的筋肉系の弛緩に。
→筋縮 肝愈 魂門

☆膵臓疾患に。
→脊中 脾愈 右意舎 右関門



督脈上の経穴は上向きに

膀胱経上の経穴は下向きに
刺鍼する。



とくに高齢者の方に多い症状ということなのだが、確かに当てはまりそうな方は多い…けれど、脈だけ数を呈していたり、下痢より便秘が多かったりと自律神経のどちらなのか絞りづらい。
それは、服薬によったり、骨の変形によるものだったりするのだろうか。

今後、もう少し掘り下げてみたい。
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by iwashima89 | 2009-05-27 00:36 | 長野式

副交感N機能促進処置

前回の交感N緊張抑制処置により、交感Nの過緊張を緩めることで、本来、副交感Nは活性化するはずである。


しかし、病的(脳血管障害者、及び高齢者など)になると、その活性化が乏しくなる為、副交感Nの積極的な活性化が必要となる。


(副交感N機能促進処置)
1:全身的機能促進処置

症状:
・便秘(胃腸管では遠側結腸と直腸が弛緩)
・肛門括約筋の緊張
・膀胱の弛緩
・勃起不全
・子宮の弛緩と虚血

処置:
☆八リョウ穴の過敏点に鍼又は灸(深刺で骨盤内臓器の循環促進)
☆気海愈 大腸愈 膀胱愈 白環愈 上仙 中環
に刺鍼及び灸


2:局所的機能促進処置

a:涙が出にくい(顔面N麻痺)

☆眼カ周辺の経穴に補鍼
☆T4の横V字刺鍼
☆陽輔補鍼または灸
☆風池 天柱 天ゆうに雀補

b:唾液が出にくい

☆ア門に雀補(腹臥位で顎を引かせて、上向き45度、寸3-2番で10~20ミリ
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by iwashima89 | 2009-05-26 23:40 | 長野式

側わん処置

今回は長野式の側湾治療処置をまとめてみます。


側湾処置

湾曲が元に戻るという効果より、末梢N障害の症状に良い。

1.脈が数
2.陽輔に圧痛(患側)
3.側湾がある。

以上の3条件が揃っていたら行う。

処置法

☆陽輔・外関に症状緩解まで交互に雀。又は陽輔に置鍼しながら外関に雀。
(肩甲間部で湾曲してる側の陽輔・外関を使う。又は、痛みのある患側の陽輔・外関を使う。)

☆起立筋の圧痛が出てる側に鍼刺激を、反対側には灸施療を行う。


整形外科で診てた患者さんにヘルニアによる疼痛性側湾で下肢痛が出ていた方がおりました。現在、その方のご主人が当院に来院されてるので、現況を聞いてみるも、まだ痛みはかなり強いとの事。当時は、局所治療(ヘルニアのある腰部局所と梨状筋、下肢の痛みのある局所)のみだったので、悔しい限りです。こちらへ来院できないか、相談中です。
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by iwashima89 | 2009-05-26 23:37 | 長野式

躁鬱病2

長野式のセミナーで学んだことを、躁鬱病のNさんの治療に活かすべくまとめてみました。


ちなみに、Nさんの脈は
弦・数、胃の気も無い(ような気がするf^_^;)

本来、脈は躁鬱病などの病ならば、遅脈が出そうな気がするものだが、なにぶん35年患って、薬もかなり多量に飲み続けて来たわけで、本来の脈ではない可能性が高い。

そこで、本来の脈を診る為には、

扁桃処置、副腎処置

が有効とのこと。


加えて、服薬期間が長く、身体は多分に薬に漬け込まれているであろうということで

築賓・肩ぐう

で毒抜きを加えてみようと思う。


1、胃の気処置(まずはこれ)

2、扁桃・副腎処置
照海・愈府・天ゆう・足三里に置鍼

3、肩ぐう、築賓で毒抜き→鍼+温灸(カマヤ)

4、肩ぐう、築賓に皮内鍼



今日、来院されたので、実際にやってみた所(ちなみに皮内鍼は自宅施灸を勧めた為、今回は省いた)

☆弦脈→緊脈

☆胃の気→わずかに満ちたように感ず。

☆自覚症状→何だか楽になった気がする。


という結果に。しかし鍼による取穴が上手くないからなのか、なんなのか、脈の変化は、肩ぐう・築賓の温灸刺激が来始めた位に出始めたので、鍼による取穴なのか、刺激法(微雀を使わず、置鍼のみにしたからいけなかったのか)にもう少し意識を持ったら、もっと変化が出るかもしれない。

尚、肩ぐう・築賓の自宅施灸を指導したので、その後の経過も含め、また違う機会に記述したい。
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by iwashima89 | 2009-05-25 23:02 | うつ病

ハルマフジスゴイネ

いやぁ新しい時代の幕開けですかねぇ(>_<)

朝青龍の引退も近いかなぁ(:_;)個人的にはまだ頑張って欲しいんだが。

来場所の結果次第だろうね。

豪栄道も頑張ってけれぇo(><)o
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by iwashima89 | 2009-05-25 14:22 | つぶやき