カテゴリ:膝痛( 2 )

臓腑病による膝関節痛

b0186439_2132429.jpg

東洋医学的な膝痛の病態分類として、経脈病、経筋病、外感病などが挙げられるが、中でも最も多いのが臓腑病による膝関節痛である。

大雑把な診断としては例えば、

☆変形性膝関節症
→根底に腎(骨・関節)の異常

☆初動時痛
→肝の異常

☆雨降りで重だるく痛む
→脾の異常

などとなるが、肝胃不和から胃の異常をきたして発症した膝痛などは、精神症状、天候の変化などで悪化したりと、そう単純じゃないとこが膝痛治療の難しいとこなんだなぁ。

臓腑病の場合、臓腑固有の病証を必ず有しており、問診でも探ることが出来、脈診、腹診、背愈穴の反応を診て診断とする。



治療は、

先の背愈穴や募穴、絡穴、合穴、原穴などから反応の顕著なツボを用いると良い。
[PR]
by iwashima89 | 2009-06-04 21:32 | 膝痛

膝痛(後側)

いつも来てる患者さんのSさんから、今日はうちの奥さんが行きますと電話がありました。


何やら膝が痛くて引きずっているとの事。

早速来院。Sさん♀(67)2ヶ月程前から右膝の裏が歩くと痛い、階段も降りる時が辛いとの事。
発生機転もジワジワと痛くなったということであまり思い当たらない。敢えて言うと最近ゴルフの練習頑張ってるってことかな、と。

普段は月に一度、近所にマッサージを受けに行っているようだが、中々痛みが取れないということで、夫に紹介されて来た。

それなのに4日後にゴルフに付き合いでどうしても行かなきゃならないって…( ̄▽ ̄;)


まずはベッドまでの歩行。やはり引きずっている。ベッドまで来た時点で、骨盤の左右の高さは2cm程差が出来ている。

しゃがみ込みは不可。しかし仰臥位で、足関節底屈位での膝関節屈曲は可能。痛みも無し。マックマレーも(-)。


この時点で関節による強い痛みは除外。筋肉に焦点を合わせ、とくに足関節底屈位でならば膝関節屈曲可能ということで、下腿三頭筋のマッサージ+鍼を10分程置鍼。


結果は、後側の痛み消失。
しかし何だか内側裂隙辺りに少し痛みを感じるとの事。

仰臥位で膝関節を屈伸させると少し痛い。何年か前にあった膝の痛みも同じ所に出たみたいで、その時はXPを撮ったり、電気かけたり鍼も少しやったらしいのだが、中々治らなくて大変だった、また今回もそうなるのかなと不安そう。

しかしベッドから起き上がる時に「あ、こうすると痛い」。つまり膝関節90度屈曲位で股関節内旋位の姿勢で痛いようなので、とりあえず、縫工筋、ガ足関連で薄筋、半腱様筋もマッサージしてみる。

結果は痛み消失。


今回は意外とすんなり出来たが、膝は苦戦することも多い。今現在も苦戦中の膝痛を考察も含めて今度まとめてみたい。
[PR]
by iwashima89 | 2009-05-27 21:39 | 膝痛