インピンジメントと烏口肩峰アーチ

ここでは、烏口肩峰アーチとインピンジメントの深い関わりをまとめてみる。


烏口肩峰アーチは、肩峰および烏口突起とそれらを結んでいる烏口肩峰靭帯からなり、棘上筋と上腕骨頭に対する屋根を形成している。
上腕骨頭の上方への脱臼を防ぐが、他の靭帯が正常な場合は安定性に関与はしていない。


インピンジメント症候群との関わりは、

烏口肩峰アーチと上腕骨頭の間の弾力の少ない部分に
上関節上腕関節包・肩峰下滑液包・上腕二頭筋長頭腱・棘上筋腱が、

挟まれ圧迫されているということにある。

インピンジメントは大結節がアーチの下をくぐらなくてはならない80~120度挙上した位置で起こりやすく、

烏口肩峰アーチ下の間隔が狭小化しているか、

もしくは複合運動
(上腕骨頭のすべり運動、
外転運動における上腕骨頭の外旋、
内転運動における上腕骨頭の内旋)

が妨げられた場合にインピンジメントが生じる。
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by iwashima89 | 2009-06-11 16:31 | 五十肩
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