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交感N機能促進処置

交感N機能低下の諸症状
(沈・遅を呈することが多い)


・脳血管の収縮

・唾液腺分泌こう進(副交感Nこう進)

・末梢血管の収縮による足腰の冷え

・気道の収縮による息切れ、息苦しさ

・心拍数低下(遅脈)

・立毛筋、汗腺活動の低下

・胃腸のぜん動運動のこう進による腹痛、下痢、腹壁の冷感

・副腎ホルモンの分泌低下による腰痛、易疲労、倦怠感、肩凝りなど全身的筋肉の強張り
・膀胱収縮による頻尿

・生殖器の弛緩



処置法

☆心疾患、眼科疾患に。
→巨けつ愈 けつ陰愈 こうこう

☆呼吸器疾患に。
→身柱 肺愈 はく戸

☆頭部、顔面、頚部の症状に。
→大椎 陶道 大じょ

☆心か部の違和感に。
→神道 心愈 神堂

☆全身的オ血に。
→至陽 かく愈 かく関

☆全身的、局所的筋肉系の弛緩に。
→筋縮 肝愈 魂門

☆膵臓疾患に。
→脊中 脾愈 右意舎 右関門



督脈上の経穴は上向きに

膀胱経上の経穴は下向きに
刺鍼する。



とくに高齢者の方に多い症状ということなのだが、確かに当てはまりそうな方は多い…けれど、脈だけ数を呈していたり、下痢より便秘が多かったりと自律神経のどちらなのか絞りづらい。
それは、服薬によったり、骨の変形によるものだったりするのだろうか。

今後、もう少し掘り下げてみたい。
by iwashima89 | 2009-05-27 00:36 | 長野式
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